厚生労働省は3月2日、アルツハイマー型認知症治療薬の新薬として、第一三共の「メマリー錠」と、ヤンセンファーマの「レミニール錠」の保険適用を承認した。同日に開催された中央社会保険医療協議会の総会で了承された。
現在、国内で保険適用のアルツハイマー型認知症治療薬は、エーザイの「アリセプト」(一般名:塩酸ドネペジル)しかなかったが、新たに2種類が加わったことによりアルツハイマー型認知症治療薬の選択肢が広がった。
総会資料で示された3月11日付収載予定の新医薬品薬価一覧表によると、保険適用となる新薬2種の薬価は以下のとおり。
メマリー(成分名:メマンチン塩酸)会社名:第一三共
・5mg 1錠 133.90円
・10mg 1錠 239.20円
・20mg 1錠 427.50円
レミニール(成分名:ガランタミン臭化水素酸塩)会社名:ヤンセンファーマ
・4mg 1錠 119.60円
・8mg 1錠 213.80円
・12mg 1錠 271.00円
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