セキュア・テクノロジー・パートナーズ株式会社は、介護職員4,829人に対して実施した「経済状況」についての調査の結果を発表した。
調査は、2010年12月13日~19日の1週間、同社のリサーチに登録された介護従事者に対して行われたもの。
現在の給与についての質問では、「満足している」12.2%、「どちらとも言えない」30.6%、「満足していない」57.2%という結果となり、半数以上の人が満足していないことがわかった。
経済的なゆとりについての質問では、「ある」と答えたのは1割弱で、「どちらかといえばある」と合わせても2割強。逆に、「どちらかといえばない」48.1%、「ない」30.0%と、8割弱の人が経済的ゆとりのなさを感じていた。そうした背景からか、副収入(定期預金以外の資産運用も含む)については、65.1%が「得ている」と答えていた。
今後の見通しについては、「明るい」6.0%、「どちらかと言えば明るい」9.6%、「変わらない」18.2%、「どちらかと言えば暗い」30.2%、「暗い」36.0%。暗いと感じている人が6割以上にのぼり、将来への不安の大きさが読み取れる数字となった。
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