医療卸事業、調剤薬局事業などを手がける東邦ホールディングス株式会社と、医療関連のマーケティングリサーチや情報提供事業を手がける株式会社eヘルスケアは、株式会社e健康ショップを設立し、インターネット上で一般用医薬品を予約し、調剤薬局で受け取ることができるウェブサイト「e(イー)健康ショップ」の運営を開始した。
「e健康ショップ」は、衛生用品や健康食品など、約6万品目を扱う、ウェブ上の健康専門ショップ。最大の特徴は、「おくすり予約」という機能を設け、一般用医薬品をサイト上で購入予約し、指定した薬局で受け取ることができること。
医師の処方せんなしに薬局などで購入することができる一般用医薬品は、現在、第一類、第二類、第三類と3つに分類され、第一類、第二類については店頭での対面販売が義務付けられている。これによって安全面の向上が図られた一方で、薬剤師にしか販売できない第一類医薬品は一部の薬局、スーパーでしか購入できない、陳列されているにもかかわらず薬剤師がいないために購入できないなど、消費者にとって不便な状況が生まれている。
e健康ショップの「おくすり予約」を使えば、インターネットから簡単に購入予約ができ、なおかつ、適切な指導を受けながら近所の薬局で受け取ることができる。第一類、第二類の一般用医薬品の予約ができるオンラインサービスは国内初。
現在、受け取り可能な加盟薬局を増やしているところで、初年度は1万軒を目標としている。
【サービス概要】
■サービスの名称: e健康ショップ
■開設 : 2011年1月27日
■サービスのURL: http://www.ekenkoshop.jp/ ※パソコン・携帯電話ともに対応
■加盟薬局 : 薬剤師が常駐する薬局であれば、どこでも可能
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