ベンチャー企業のファインフーズ(大阪市中央区)は10月27日、介護施設向けに高齢者が多機能型タブレットPC「iPad」を使って食品などをインターネットを通じて購入できるシステムを開発したと発表した。
開発したのは介護用ITOS(HKTOS)。高齢者がiPadを使って注文した商品を施設職員が確認し、職員が利用者に代わって商品を発注する仕組み。同社によると、介護施設利用者のネット通販の需要はあったが、誤発注が発生する可能性があり、施設職員が商品発注を一元管理するシステムが必要だった。
価格は1世帯(部屋)当たり7000円程度で、同社が初期設定を行う場合は別途費用が掛かる。年内に200世帯(部屋)への導入を見込む。
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