訪問介護700回分余りの報酬を不正請求したとして、大分県はこのほど、「あい介護サービス」(宇佐市)が運営する訪問介護事業所に対して、介護保険法に基づく指定を取り消すことを通知した。取り消しは28日付。
県によると、同事業所は昨年1-6月の間、出勤していない職員の名前を使って虚偽のサービス提供記録を作成するなどして、計735回分の訪問介護サービスの報酬を架空請求していた。不正請求額は約190万円。同事業所の当時の管理者は県の調査に対し、返還には応じる姿勢を見せているという。
不正請求を受けた保険者は宇佐市、豊後高田市など3市1町で、いずれも不正受領額の返還を求める予定。不正請求への加算金を課すかどうかは未定という。
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