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 ユニーク老人ホーム:収穫の喜び「農業リハビリ」 武蔵村山に3月オープン /東京

◇老人ホーム「あいの実」 こんな施設に入りたい
 自分が年を取ったら世話になりたい施設--。そんなコンセプトのユニークな老人ホーム「あいの実」が3月、武蔵村山市中原にオープンする。「入居者たちの自尊心を大切にする」がモットーで、介護予防体操の代わりに「農業リハビリ」を取り入れるなど、特色のある施設運営を行う。【袴田貴行】
 開設するのは、障害者や高齢者の介護事業を行うNPO法人「あい」(小平市)。病院跡の建物(延べ床面積1660平方メートル)を競売で買い取り、老人ホーム向けに改装した。
 施設には、高齢の母と障害を持つ長男の介護をこなしてきた福田美恵理事長のアイデアが、随所に生かされている。「何のためにやらされているのか分からず、面白くも何ともない」(福田理事長)という介護予防体操に代わり、収穫の喜びを感じられる農作業を通じて体を動かす「農業リハ」もその一つだ。
 家族と一緒に過ごす時間を大切にしてもらおうと、見舞いに訪れた家族が泊まっていけるよう貸し出し用の布団を用意したり、一緒に入れる大型の浴室も完備。時にはお酒を片手に入居者や訪問客に語らってもらおうと、談話室にはバーカウンターも設けた。
 「まじめに生きてきた人たちが当たり前に暮らせる施設を作る」という理念から、入居費は低額に抑えた。頭金は不要で、最も安い単身用の部屋(17平方メートル)は月額18万5000円にする予定だ。
 単身、夫婦用合わせて計35室(定員43人)で、現在、入居者を募集中。「みんなが楽しく暮らせる施設にする」ため、入居希望者には面接を行うという。問い合わせはNPO法人「あい」(042・349・2191)。

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