Top > 直通!!介護福祉士 > 直通!!介護福祉士 事例

直通!!介護福祉士 事例

Q寝たきりのため、入浴はたまにしかできません。清拭の際の注意点を教えてください。

A昼間の暖かい時間におこなうこと、あらかじめ部屋を暖かくしておくこと、排せつを済ませてからはじめることです。
また、入浴と同じように食事の前後1時間は避け、体調不良の時には無理におこなわない等の注意も必要です。

具体的には、次のような手順で行います。
①清拭する部位の寝衣を脱がせる。保温のために拭く部位以外は、バスタオルなどをかけておく。
②石鹸をつけたタオルで清拭し、その後石鹸分を取り除くため、きれいな湯で絞ったタオルで拭く。(清拭剤を使用した場合は拭き取る必要がなく便利です。)
③乾いたタオルで、水気を充分に拭き取る。
④寝衣を着せ、安楽な体位を取る。
⑤必要に応じて、爪や皮膚の手入れをする。

・顔は、目頭から目尻へ、額、頬、小鼻、口の周辺、下顎、耳介、耳の後、首への順で清拭し、左右の目の周辺はタオルの面を替えて拭く。耳、首のしわ、顎の下は汚れがたまりやすいので注意する。
・上肢は、指先や指の間は丁寧に拭く。手のひら、手首から腕の付け根に向かって拭く。わきの下も念入りに拭く。
・胸部は、顎から胸部にかけて縦に、また鎖骨に沿って斜めに拭く。乳房の周りを拭く(女性の場合は、乳房の下に汚れがたまりやすいので注意する)。
・腹部はへその周りで「の」の字を書くように拭く。
・下肢、足部は、膝を立てて足首から股の方向に拭く。指先、指の間は丁寧に拭く。足の甲、膝の後ろは汚れやすいので丁寧に拭く。指の間は軍手を用いると便利。
・背部は、臀部から肩甲骨の方向に向かって拭く。肩甲骨に沿って斜めに拭く。
・臀部は、丸く拭く。
・陰部は、男性の場合は、陰茎のしわ襞の間の汚れを拭き取り、陰のうは静かに拭く。女性の場合、陰唇を開いて襞の間の恥垢を前(尿道口)から後ろ(肛門部)に向かって拭き取る。

(台所用洗剤の空き容器を利用して、シャワー洗いを1日1回実施するとよい。)

直通!!介護福祉士

関連エントリー
直通!!介護福祉士 事例直通!!介護福祉士 事例直通!!介護福祉士 事例直通!!介護福祉士 事例直通!!介護福祉士 事例直通!!介護福祉士 事例直通!!介護福祉士事例直通!!介護福祉士事例直通!!介護福祉士事例直通!!介護福祉士事例直通!!介護福祉士事例直通!!介護福祉士事例直通!!介護福祉士事例直通!!介護福祉士事例直通!!介護福祉士事例直通!!介護福祉士事例直通!!介護福祉士事例直通!!介護福祉士事例